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大好きな実験をこつこつと粘り強く積み重ね、世界一の“ICチップ”をつくる

大好きな実験をこつこつと粘り強く積み重ね、世界一の“ICチップ”をつくる

〜 回路って面白い! 〜

私のユメは、ICチップの研究に携わり、今よりもさらに進化した集積回路(IC)をつくっていくことです。集積回路というのは、何百万個もの電子部品を配線ごと数ミリ角のシリコンの板(チップ)の上に作りこんだものです。携帯電話やテレビなど、日常のあらゆるところで使われています。大学で回路を勉強し研究や開発過程での面白さや、完成後の達成感を経験するにつれてどんどん引き込まれていきました。

〜 研究室の扉を開く 〜

通常なら研究室に配属されるのは4年次からですが、私が集積回路の研究室に通い始めたのは3年次に入る頃です。2年次の秋学期に受けた電子回路の授業で先生が「勉強する気があるなら私の研究室に来ても良いよ」と言ってくださり、その言葉に飛びつきました。普段の私はあまり積極的な方ではないのですが、その授業で学んだアンプの設計が面白く、挑戦してみようと思いました。回路の授業は数学と同じで理論通りに計算すれば正しい答えが出ることが好きなんです。研究室では先生や先輩方と一緒に好きなことをやっているという感じで、勉強をしていると思った事はありませんでした。先生は話しやすく、実験で良い結果がでたときは子供のようにはしゃぎます。私も実験が好きなので、そんな先生と一緒にやっていて楽しいと感じます。
ICの開発はまず回路図をつくり、次にコンピュータによるシミュレーション、それからICチップの製作、そして動作の確認というプロセスになります。ひとつのICチップの製作には1ヶ月以上かかることもあります。シミュレーション結果と違ったり、製作過程で間違えてしまったり、大変だと思うこともあります。でもそのぶん、実際にICチップが完成し、シミュレーションと同じ結果が出たときの「できた!」っていう達成感が最高ですね。

〜 3年次で世界的発明…! 〜

研究に魅了され、回路の値を記憶する構造を改良した新しい方式のICチップの開発に成功しました。そして「ユニーク・自作チップ・コンテストinひびきの」で優秀賞を受賞することができました。また、現在シミュレーションを行っているアナログ信号をディジタル信号に変換する回路では、消費電力が世界最小という結果が出ています。今は微調整をしながらこのデータを積み上げ、特許の取得に向けて準備をしているところです。世界一になれるなんて誇らしいことですし、好きな事に積極的に取り組んだ結果だと思います。ただこの研究は先生のアドバイスに助けていただいた部分があり、今後は自分のアイデアと力だけで開発できるようになりたいと思っています。回路というと難しそうな印象ですが、数学や物理の基礎的知識さえあれば大学からの勉強で十分です。大事なのは、やりたいと思ったら積極的に取り組むことだと思います。大学の先生はいつでも喜んで教えてくれますから。
※本研究は2013年度入学生より基盤工学部電気電子情報工学科において引き続き研究を行います。

学校名  東海大学
氏名   原田 裕二郎
学科   産業工学部 電子知能システム工学科※
出身校  熊本県立大津高校